反原発自治体議員・市民連盟第7回総会報告

有賀精一 日野市議

 4月23日(日)第7回総会が開催された。運営委員の長橋さんが司会し、福士共同代表の開会あいさつで始まった。
 第1部では、超党派の「原発ゼロの会」で活躍している自民党の秋本真利衆議院議員に「国のエネルギー政策について」と題して講演していただいた。講演は、すでに世界の流れとして原発を見限り、再生可能エネルギーへとシフトしており、産業界にとっても、その流れに乗ることが必要であることが実証的なデータや資料で示された。自民党現職国会議員が反原発を理論的に語り頑張っていることに大いに励まされた。
 第2部は議長を選出し(私が務めました)、議案に基づき連盟活動の年間総括が提起され、再稼働に反対する現地自治体への陳情・請願運動の成果が述べられた。続いて鹿児島市議会議員・野口英一郎氏から川内原発に対する闘いの現地報告を受け、質疑後に会計・監査報告も含め議案が承認された。
 活動方針では、再稼働に対する現地運動と結んだ30キロ圏陳情・請願運動、第5回福島を忘れないシンポジウムの成功、避難者に対する支援活動、とりわけ関西電力の原発再稼働に対する反対運動を強化するために関西における連盟の活動・組織拡大方針、口頭で議員連盟の行動力アップが付け加えられた。予算案、人事案提案の後、小松久子都議会議員のご挨拶を挟み、柳田事務局長のまとめを受け、各議案が承認された。武笠共同代表が閉会挨拶し総会は幕を閉じた。