反原発自治体議員・市民連盟関西ブロックが発足

 関西電力が高浜原発に続き、大飯原発3・4号機の再稼働に向かい、若狭の原発が次々と動く危険に対し、関西での自治体議員と市民との協力による大きな反撃が必要と考え、3月23日高槻市で「反原発自治体議員・市民連盟関西ブロック」を発足させる運びとなりました。短期間の準備で、参加者が危ぶまれましたが、用意した椅子や資料が足りなくなる70名を超す参加で確かなスタートを切ることができました。
 記念講演として元越前市議会議員の山崎隆敏さん(写真)から、「なぜ、『原発で若狭の復興』は失敗したのか」と題して貴重なお話を伺いました。若狭で原発を立地した自治体は、一部建設業界以外は衰退し町の復興ができず、原発を受け入れなかった自治体の方が、製造業や環境業で活力を得ている、実態を、詳しいデータで示したものです。さらに原発立地と周辺自治体からの議員の参加を得て実りある話を聞くことができました。

 早速、関電の大飯原発3・4号機の再稼働に対する、おおい町と町議会への要請行動、8月下旬のおおい町と福井県、周辺自治体への請願・要請行動を行うことを決めました。