連盟第11回総会をオンラインで開催しました

 反原発自治体議員・市民連盟は結成以来10年を超え、4月25日、第11回定期総会をオンラインで開催しました。菅野清一川俣町議会議員から山木屋地区などの「帰還」後の現状を、阿部功志東海村議会議員からは東海第二原発再稼働をめぐる村内の動き、木原宗荘林さんから若狭の老朽原発の危険性、高木隆太高槻市議会議員から関西ブロックの取り組み、佐藤英行岩内町議会議員から核のごみ受け入れ問題など、重要な報告で補足いただき、各議案を採択しました。
 記念講演は、大石光伸(東海第二原発差し止め訴訟原告団共同代表)から裁判闘争の意義と闘いについてお聞きしました。水戸地裁判決を今後運動にどのように生かしていくかなど問題提起があり、学ばせていただきました。
方針論議の中で、避難計画の不備は全国の原発に通ずるころであり、今後原発立地の自治体議員と連携しそれぞれの避難計画を調査し、その実態を内閣府や経産省・規制庁に示し、見解と責任を求めていくことを確認しました。
 オンラインで参加申し込みされた方の一部に届かず、音声で聞き取れない方がでるなど課題が残りました。お詫びするとともに今後に生かします。
写真はタンポポ舎で行ったオンライン開催会場、画像は閉会あいさつの野口英一郎鹿児島市議会議員(連盟共同代表)